マルチコートとは、何枚かの膜によって複数の色の反射を防いでくれるレンズのこと。一般的に多層膜コートとも呼ばれるマルチコートの付いたモデルは、光の反射を抑え見やすくなるうえに、目に優しい点が大きなポイント。この様なタイプは、ピンポイントに焦点を絞ったものではなく、広い範囲が見渡せるため、会場が大きい場所や様々な光の光線が行き交うコンサート・ライブにもおすすめできます。

とはいえ、双眼鏡は種類や価格帯、性能もさまざまな製品が多数販売されています。何に注目して選べばいいのでしょうか？

「オペラグラス」とは、その名の通りオペラなどの観劇用に作られたものです。

キャッチフレーズには「コンサート専用」と書かれていますが、コンサート以外でも活躍できる双眼鏡です。マルチコートが施されたレンズとなっており、視界も広くクッキリとキレイに見ることができます。また、付属のアイマスクを使用することで、裸眼・メガネのどちらにも対応可能ですし、目の幅を調整することもできるので、幅広い方にご利用いただけます。

口径は防振タイプなら�?0mm以上」、通常の双眼鏡なら�?0mm以上」がおすすめ！

眼鏡をかけている方に注目していただきたいのが、オペラグラスの「アイレリーフ」の項目です。アイレリーフとは、オペラグラスを使用するときの接眼レンズから瞳までの距離のことです。視野を確保できる距離を示しており、製品によって広いものと狭いものがあります。

オペラグラスは「ガリレオ式」と呼ばれる作りを採用しており、対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使用しています。

カメラ老舗メーカー・オリンパスが手掛けたこちらの双眼鏡は、コンパクトで手頃な価格ながらも、基本性能も十分に満たしており、コスパにも優れています。さらに性能だけではなく、ボディデザインにもこだわっており、曲線美を活かしたおしゃれなデザインで、スタイリッシュにまとめた点も魅力です。

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手ブレ補正機能が付いていると双眼鏡自体が重くなったり、価格が高くなったりする傾向にありますが、ドームなど広い会場のコンサート用なら、ぜひチェックしておきましょう。

手ブレ補正機構を備えた防振双眼鏡は、対物レンズへ像を正確に導く役割を持つプリズムが受ける揺れを相殺し、常に安定した状態に保てるのが特徴。手持ちで高倍率を使っても視界がぶれにくいため、遠くでパフォーマンスするミュージシャンや、森に潜む小さな野鳥などをじっくりと鑑賞・観察したい方におすすめです。

2mのため、舞台や観劇、芸術鑑賞に向いています。視度調整機構がない構造になっているので、眼幅調整とピントを合わせるだけで簡単に操作可能です。

宝塚劇場や京セラドームなどの大手劇場の売店では、オペラグラスの販売を行っているところもあります。しかし、その場で急いで購入したものが自分に合うとは限りません。満足のいく観劇体験を得るためには、事前にオペラグラスを用意するのがおすすめです。

やや緩やかな角度のアイカップは、さまざまな形状の顔にフィットするだけでなく、手ぶれも抑えます。ポロプリズム式のプリズムによる立体感のある映像と、遠方の対象にも素早くピントを合わせる機能で、ドームなどの大規模会場でも臨場感を楽しめるでしょう。 おすすめ コンサート 双眼鏡